PROGRITを受講した感想

私の英語学習経験において欠かすことができない話といえば、PROGRITの英語コンサルを受けたことです。

www.progrit.co.jp

 

PROGRITとは

同サービスはライザップの英語学習版みたいなもので、専任のコンサルタントがついて事細かに英語の学習方法を指導してくれます。私が受けたときと今ではプログラムも変わっている可能性が高いですが、3ヶ月間みっちりと指導してくれます。英会話コースとTOICEコースがあり、それぞれに特化したプログラムが用意されていました。

 

私は英会話コース3ヶ月を受講しました。都内にいくつか教室があるのですが、そこの1校に赴くとコンサルのお姉さんが現れ、「まずあなたの英語レベルをチェックさせてください」といわれ、英語の音声をPCで聴かされた後にその内容についていくつかの質問を(日本語で)されます。また、(ちょっと詳細忘れましたが)高校でやったような英語の問題プリントを渡されそれを解くこともしました。

 

上記のテストをやる意味については詳細には説明されませんでしたが、おそらくはアサインするコンサルタントの人選に使うのだと思います。ちなみに、私自身そのPROGRITを受けに行ったときはTOICEのスコアで450点ぐらいだったと思います。

 

PROGRITの契約書にサインする前にいわれたのは「1日3時間の学習時間を確保できないのであれば当社のサービスは向いていないのでやめたほうがいい」とのことでした。「3時間か…」と私はかなりその場で悩みましたが、これまで英語に掛けたお金や時間、そしてこれからの自分の人生を考えた時に「ここは決断すべき」と考えて契約書にサインしました。ちなみに費用は同時の価格で30万円程度です。

 

その結果どうなったかというと、(PROGRITだけのおかげではありませんが)英語を勉強する習慣が完全に身につき、「今後も継続して英語を勉強しよう」という気になりました。PROGRITの効果についてはまた別の記事で言及したいと思いますが、「本気で英語を勉強する」と決心するきっかけになったのは間違いないと思います。

 

PROGRITの具体的な指導方法

PROGRITでは英語の指導はしません。するのはあくまで英語の学習方法の指導です。具体的には、まずはコンサルタントと共に1日の学習計画の構築を行います。ホワイトボードに、自分の一日(平日)のスケジュールを書き、「この時間に勉強できますね」、「ここで1時間確保できますか?」など事細かに聞かれるので、現実的な学習スケジュールを組んでいきます。個人的な感想ですが、この学習スケジュールの構築がPROGRITのコンサルの価値のほとんどといっても過言ではないかと思います。

 

また、実際に学習がスタートすると(ライザップと同じで)LINEを使った学習経過の報告をしなければなりません。「英単語学習開始します」「終わりました」などをLINEで毎回報告するとともに、一日の終りにはコンサルタントが用意したスプレッドシートに学習内容と感想を毎日書き込まなければなりません。これは学習に強制力を働かせるための配慮と思われますが、私の場合はこの報告ルーチンが非常につらく、約1週間で「私の場合サボることはないので、毎日の報告をやめたい」とお願いしました(笑)これにはコンサルタントも困ったようでしたが、かなり強くお願いしてやめさせてもらいましいた。

 

コンサルタントと雑談したときに「30万円もの大金を払っているのに、学習しなくなる人などいるのか?」と伺うと「それなりの数いるのでLINEによる報告は必須」と話されていました。英語の学習は思った以上に孤独で継続性を求められるので、誰かが伴走してあげないと続かないのかもしれません。

 

PROGRITを受講した感想

PROGRITのコンサルを受けたことを他人に話すと「結果良かったのか悪かったのか?」「効果はあったのか?」とよく聞かれます。そう聞かれた時私は「概ね良かった」と回答するようにしています。最大の効果は英語の学習習慣が身につくということです。これは当たり前のようですが、非常に大きな効果です。

 

一方で(似ているビジネスモデルの)ライザップと違うのは短期間で結果が出ないにもかかわらず、3ヶ月で卒業させられてしまうことだと思います。英語学習は1年、2年と継続して初めて効果が出てきます。3ヶ月ぐらいでは英語能力の向上はとても実感することはできず、「あとはあなたの努力次第です」と突き放されます。学習というのは結局のところそのとおりなのですが、これはサービスとしては不満なポイントです。

 

ちなみにPROGRITを卒業する時には卒業証書と共に一年間の英語学習スケジュールが渡されます。これは自分を担当してくれたコンサルタントが卒業までにその人の性格や学習状況を見て作ってくれるのですが、これはそこそこありがたかったです。少なくとも一年間は学習の羅針盤があるということなので。

 

PROGRITのことはこれからもこのブログの端々で紹介してきます。