精読の強化を図ることにしました

こんにちは。

 

日々英語の勉強をしていますが、どうも読むのが苦手です。以前よりは早く、かつ理解度も深まったつもりなのですが、リーディングにおいてはTOEICで言う500~600を点さまよっている気がします。

 

精読と多読

この悶々とした心情を打破図すべく「精読」を強化することにしました。

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法によると、「精読」と「多読」は完全に異なっていて、

 

「精読」:文章を構文で分解しつつ、意味をしっかりと取りながら読み進めていくトレーニン

「多読」:意味理解はは60%でいいので、英文のリズムに乗り全体をすばやく読み進めていくトレーニン

 

精読と多読は将来的には統合され「精多読」というレベルに達するようです。私の場合Penguin ReadersやLadderシリーズをひたすら読んでいるので、多読には慣れているのですが、考えてい見れば精読をしっかりとやったことがありませんでした。なので試しにここを鍛えてみて何が起こるかを実感してみたいと思います。ちなみに精読は集中してやれば2~3ヶ月で終了するらしく、そこまで時間を掛けるトレーニングではないようです。

 

精読に使う教材

精読に使う教材は難し過ぎず、かつ簡単すぎない自分の英語レベルに合ったものが良いようです。本屋に行っていろいろ検討しましたが、大学入試(センター~中堅私立)レベルの長文問題が今の私にはもっとも合っているような気がしましたので、そこから探しました。

大学入試用の長文問題は

  • 短すぎず長すぎない
  • レベル感がちょうどいい
  • 美しく正しい英語で記載されている

という部分が私の学習レベルにピッタリだと思いました。いろいんな参考書を検討したのですが以下を選ぶことにしました。 

大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)

大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)

 

 なぜこれが気に入ったのかと言うと

  1. 入試に頻出の最新のテーマが取り扱われている
  2. 解説が細やか
  3. ネイティブの音声データがおまけでついてくる(ダウンロード)
  4. シリーズが3冊あり、全部やるにはそれなりに努力を要する
  5. 筆者がTOEICで満点を獲得している

という理由からです。

特に3.は他の参考書にはあまりなかったので惹かれました。大学入試の参考書ながら音読の重要性を説いているところなど、使える英語を押しているところが気に入りました。

 

やってみた感想

既に2問ほどやってみましたがそれなりに難しいです。私は学生時代英語があまり得意ではありませんでしたが、英語に慣れた今やってもすべての意味を一回の精読で理解することはできませんでした。2~3回程度読んでようやく80%の理解といったところでしょうか。精読のトレーニング的には1回じっくり読んで、100%理解できるというのが理想なのかも知れませんが、知らない単語も多くそれらを類推しながら読んで理解しようとするのは結構な難易度です。

文章の長さはちょうどいい~ちょっと長いという程度でしょうか。今の私のレベルであれば全部読むのにそこまでの疲労感はありません。文体は新聞などでよく見る論調ベースなので、Webのニュースよりはちょっと硬くかつ小難しい言い回しをします。ただ、英語の文法としては素直な印象です。

黙読による精読を3回、その後音読1回+シャドウイング1回のセットを3ターンやるような進め方をしています。見慣れない単語がちらほらでるので、音読がやや難しいです。シャドウイングは私はいつもTEDをベースにトレーニングしているので、むしろ優しく感じる程度です。

 

まだ効果のほどはわかりませんが、1~2ヶ月程度継続してみてまたこのブログでお知らせしたいと思います。