私の英語学習Bible
私が英語学習を行う上でBibleとしている書籍を紹介します。
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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この書籍は英語学習の方法を伝達することにフォーカスしており、まさに英語学習をする人にはうってつけの一冊です。この本を本格的に読んだのは2018年3月頃でしたが、自分が一生懸命構築した英語学習方法とこの本の内容を照らし合わせた時、「自分の学習方法は間違ってなかったんだな」と実感しました。
書籍の内容は他のブログやAmazonのレビューに譲りますが、ざっりいうと以下の主張をされています。
- 「7日間で英語がペラペラに」など耳障りのいい英語学習には手を出すな
- 英語学習にはいくつかのスキルをバランスよく伸ばすのが重要だ
- 学習すべきスキルには順番があり、その順序を正しく行うことで学習効果が高まる
- メソッドを守るのであれば教材は何でも良い
- そのメソッドを保った上でちゃんと継続的に学習するのが一番の近道
こうやって文字で書いてみると「なるほど、確かにそのとおり!」と思うことばかりですが、実際にそれを行うとなると非常に迷います。やはり英語学習で最も難しく、かつ重要なのは「自分に合った学習メソッドを作り上げること」だと実感します。多くの英語学者はこの学習メソッドの構築の前に挫折してしまうのです。
つまりは、
英語学習に挫折する=学習メソッドの構築に失敗している
と定義づけられると思います。私のブログでも今後はここをメインテーマに語っていきたいと思います。
尚、上述の書籍は英語学習を志す人であれば一度は読んでおくことを勧めします。2005年10月初版発行の書籍ですが、その内容は今でも色褪せることはありません。多くのレビュー記事がネットに出ているので、書評はそちらに譲りますがとにかく現実的で厳しい内容がぎっしりと書かれています。
この本を読んで、私は自分の英語学習メソッドをどのように構築すべきかずいぶん考えました。そしてたどり着いた答えは、
- 効果的と言われるメソッドを行うこと
- それらを自分の生活スタイルに合わせて取り込むこと
- 最低2時間/日はやること
でした。
1.についてはPROGRITで指導を受けたメソッドを上記の書籍に照らし合わせて有効と思えるものを吟味しました。具体的には
です。
2.はすごく重要です。無理なく、かつ自分の生活習慣に合わせて学習計画を立てないと続きません。私の場合は電車の行き帰りの時間が1時間15分 * 2あったので、これを有効活用し、更には会社に早く出社する習慣もあったので、出社後~就業開始前30~45分を活用。そして帰宅後30分を英語学習に使うことで学習が定着しました。
最初のうちは試行錯誤を繰り返し、自分の生活スタイルを微調整するなどしましたが、だいたい2週間程度で今の学習スタイルを構築することができました。
3.はPRODRITのコンサルタントから「はじめのうちは最低3時間、慣れてきても2時間は毎日学習しろ」との指導を受けていたので、学習計画を作るときに非常に意識ました。10ヶ月経過板今でも2.5~3時間は毎日英語学習に当てています。
英語学習成功の近道は正しい学習メソッドの構築に他なりません。そして構築された学習メソッドは自身の英語の熟練度(例えばTOEICスコアなど)によって変化させる必要があります。ちなみに英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法には自身の英語熟練度に応じた学習ロードマップも掲載されており、「TOEIC◯点レベルまではこの学習はしても意味ない」などのアドバイスも書かれています。
10ヶ月間学習を続けていても「自分はこの部分が弱いから、もっとこの勉強量を増やしたほうがいいかな?」とよく思いますが、そのこの本はそのような迷いが生じた時の羅針盤の役割をしてくれています。本当は身近に自分の英語学習を指導してくれる人がいて、「君はそろそろこの勉強を減らして、ここをもっと強化したほうがいい」などとアドバイスをくれるのがベストなのですが、ほとんどの人は自分自身でそこを判断する必要があります。
そしてその部分が英語学習で最も辛く、最も慎重に行わなければならないのだと思います。お金持ちの人なんかは、そこをお金で解決しているのでしょうか。そこについて正しく指導を受けることができれば、通常の1.5倍ぐらいのスピードで英語が身につくのかもしれませんね。
*1:土日祝日は平日より時間があるので、あまり決めずに空いた時間で英語学習をしています