英会話学習の量を少なくしてみた

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皆さんこんにちは。

私の英語学習プログラムでは、オンライン英会話をほぼ毎日30分間受講するようにしていたのですが、最近その頻度を少し減らすことにしました。今回はそれについて話します。

 

英会話が上達しない

最近海外の方とミーティングすることが増えてきたので仕事でもちょくちょく英語を使うのですが、

  • 何言っているか60%ぐらいしかわからない
  • 言いたいことがあまり言えず口ごもってしまう

ことが多くなって来ました。一時期は英会話の調子もよく、日常会話で意思疎通できないことはぼなくなってきたのですが、それ以降伸び悩むようになってしまいました。この現象は英語を学習していればよくあることなので焦ることもないらしいのですが、厄介なのは英会話の学習をしていると「これ意味あるのかな?」と思い始めたことです。

 

英会話は自身の中にある英語の知識ベースが蓄積されることではじめて効果が現れるそうです。なので、英語の基礎力がない人がいきなり英会話をしてもほぼ意味なく、時間を浪費して終わってしまいます。PROGRITのコンサルからは「英会話は毎日やるように」といわれていたので、これまで頑なにそれを守って来ましたが、11ヶ月目にして「インプットが十分でない状態でアウトプット練習しても効果が薄いのでは」と思うようになってきました。

 

英会話の学習時間を他に当ててみる

いろいろ考えた私は自分の学習プログラムを以下のように変更することを決めました。

  • 英会話学習の頻度を毎日 → 3日に1回へ
  • 英会話の学習時間30分をシャドウイング+15分、精読+15分に振り分け

インプットの量を増やしてアウトプットの機会を絞ってみることにしました。シャドウイングをもう少しみっちりやることで、ヒアリング+スピーキングの能力を強化するとともに、以前から弱かったリーディングのための時間を少し増やしました。変更してまだ1週間程度ですが、ようやくペースが掴めてきました。

 

英会話の学習は単に英語慣れするだけのこともある

英会話のレッスンをしていてたまに思うのは「単に外国人慣れしたな…」ということです。ちなみにこれはそこそこ重要で、外国人を前にしてもビビらないとか、早口でまくしたてられても冷静に「もっとゆっくり話してよ」と言ったり、よく聞こえなかった箇所について「申し訳ないけどもう一回言ってもらっていい?」と丁寧に言ったりなど、会話を成立させるために必要なスキルです。英会話のレッスンをしているとこの部分は確実に伸びるのを感じます。苦戦しながらも相手の言っていることを理解しようという姿勢とテクニックは、下手な英文法学習よりもよっぽど重要だったりします。

 

しかし、そのようなスキルが向上する一方で本質的なリスニング力やスピーキング力は(そのレッスンの中では)たいして向上していないのを感じます。これらはもっと根本的な英語の能力であり、別のベーシックなトレーニングで身につくのだと思います。もちろんテンポよく英語で会話するリズムを身に着けたり、相手の言うことを聞いて「へー、そんな言い方もするんだ」などの発見を得たりなど、英会話トレーニングでの伸びしろはもっとあると思います。しかし今の私に必要なのは会話のテンポでもなく、英語での気の利いた言い回しでもなく、言いたいことをミスなく正確に伝えられるベーシックな英語力です。そしてそれは会話以外のところで地道なトレーニングをすべきではないか?というのが私の考えです。

 

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この考え方が正しいか、間違っているかは現時点ではわかりませんが、数カ月後に結果として出てくると思うので、そのうち振り返ってみたいと思います。